
~チャンスとピンチの兆しをいち早くとらえるために~
月次決算書の見方と決算説明のポイント

2010年09月17日(金) 10:00~17:00 【JM】
(開場09:30 、昼食休憩11:30~12:30 )

一般=32,550円 NBS会員=27,300円(消費税を含む)

月次決算書の役割は過去の経営成績や財務状況をまとめるだけではありません。事業チャンスの兆し、あるいは経営悪化の兆しをいち早くとらえ、適切な経営判断と対策に役立てる重要な役割を担っています。上場企業においては、四半期開示に向けた月次での決算・管理が欠かせません。また、中堅・中小企業においても、月次決算書は経営体質の強化・改善に向けての有効なツールとなります。
このセミナーは、月次決算データからの問題解析能力、報告能力、改善のための提案力を高めていただくことを目的としています。設例/ケース・スタディーを多く盛り込み、また各項目で演習を組み入れ、理解を深められる構成となっています。
経理・財務、総務、経営企画、広報・IR、事業部門などの責任者や担当者の方々のご参加をお勧めいたします。

早稲田大学商学部卒業。大手監査法人、ウィリアム・エム・マーサー(現 マーサー ジャパン)を経て和田公認会計士事務所開設、現在に至る。日本公認会計士協会東京会経営委員会委員長、日本公認会計士協会学術賞審査委員等を歴任。財務戦略、人事戦略、M&A等を中心に各社の指導、研修等に活躍中。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。
著書に『ニューディールな会計戦略』(日本経済新聞出版社)、『資金繰りと経営改善のポイントQ&A』(税務研究会)等がある。他にも『キャッシュ・フロー重視の経営』(JICPAジャーナル)、『企業価値創造による財務戦略と企業評価システム』(日本公認会計士協会研究発表論文集)、『会計が変わる経営が変わる』(雑誌「週刊経営財務」)等、経営・財務管理に関する論文を多数発表している。
また、eラーニング・日経ビジネススクールオンライン講座『戦略発想の企業財務と経営分析』の指導講師も担当、好評を博している(http://www.nikkei-nbsonline.com/)。

1.月次決算で説明すべきポイントと説明ノウハウ
(1)【ケース・スタディー】会社の利益を守り、増やすにはどうすればよいか
(2)月次決算と年度決算の説明ポイント
(3)経営者を補佐する経営管理部門と会計事務所の役割
(4)問題解決力とプレゼンテーション能力はどうすれば高まるか
2.損益計算書の説明ポイント
(1)各種段階利益の特徴とそれぞれの重要性
(2)コスト構造分析による説明ポイント(管理会計手法を使う)
(3)利益目標の設定と達成
(4)月次決算と節税対策(税引後利益を意識する)
(5)【演習】ワーク・シート方式で説明ポイントを明確にして実践説明
3.貸借対照表の説明ポイント
(1)貸借対照表の仕組みと特徴を説明する(明快!勘定をブロック単位で整理・説明する)
(2)【図解】期首・期末バランスシートと増減バランスシート
(利益が何に使われているか説明できる)
(3)資金表の種類と特徴(資金運用表、移動表、資金繰り表、キャッシュフロー計算書)
(4)決算利益が正しいかどうかを素早くチェックする方法
(5)【演習】ワーク・シート方式で説明ポイントを明確にして実践説明
(6)資本政策と提案ノウハウ(自社株買い、減資、DES等)
4.キャッシュフロー計算書の説明ポイント
(1)キャッシュフローは必ず時系列で説明する(期間対応のある利益とは違う)
(2)キャッシュフロー計算書で異常点をチェックする
(3)キャッシュフロー計算書と貸借対照表による説明
(変化と残高で効果的な説明が可能)
(4)【演習】ワーク・シート方式で説明ポイントを明確にして実践説明
5.月次・年度決算書から未来を読んで説明する
(1)赤字解消できるかどうか(赤字会社の特徴と対策、リストラの決断ポイント)
(2)借入金が返済できるかどうか(原因と結果、改善対策)
(3)余剰資金をどのように運用すればよいか(投資するか待機資金とするか)
(4)各種比率分析の概要と決算説明(説明に必要な比率に絞る)
6.月次・年度決算の経営情報と説明方法(会計・税務・経営全般)
(1)業績悪化傾向が見え始めたB社での月次決算報告
(2)大規模設備投資を検討している高成長C社での月次決算報告
(3)債務超過状態で赤字が続いているD社での年度決算報告
(4)安定的な利益を目指すE社での月次決算報告
7.質疑応答

※電卓をお持ちください。
※恐れ入りますが、お振り替えはお受けいたしかねますので、あらかじめご了承願います。
※講義の録音・録画、講義中のパソコンや携帯電話のご使用はお断りいたします。また、会場内は禁煙です。ご協力いただきますようお願い申し上げます。
※本セミナーの内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。また主催者により、開催を中止させていただく場合があります。あらかじめご了承願います。
本セミナーでは、月次決算情報の分析力と説明力をさらに強化していただけるように、ビジュアルな図表を多く使用し、またケース・スタディを中心とした分かりやすい解説を心がけています。経営者、経営者を補佐する企業幹部の方々に是非ともご参加いただきたいと思います。より効果的な月次決算報告会をしたい、事業経営の問題解析能力を高めたい、社長に説得力のある決算説明ができるようになりたい、安心して儲けられる経営体質にしたい、といった方々のニーズにお応えいたします。